190717 ロビイスト

 

昨日の通り、今日は仕事は休みだけれど、つまらない嘘のために仕事へ行くと言って家を空ける必要があった。就業時間は9時ー18時と11時-20時の2種類あって、今日は後者と申告していたので、適当に理由をつけて12時に家を出た。

Twitterに常駐していると1日1回はタピオカを見かける。つまりタピオカを飲みたくなったので早速向かった。家から車で20分ほど。到着して、財布を忘れたことに気づく。因果応報。

 

風はあるのに日差しの強い1日だったため、日陰になっている駐車場に車を止めてスヤスヤお昼寝をした。めちゃくちゃ身体が痛い。

 

映画『女神の見えざる手』を見た。

恥ずかしながらこの映画で初めてロビイストという職業を知った。ロビー活動を行う人たちを指しているらしい。ロビー活動という言葉も知らなかったのでWikipediaで調べたところ、

ロビー活動(ロビーかつどう、lobbying)とは、特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。

と出てきた。ぶっちゃけ何書いてあるか分からないので映画のあらすじを元に説明すると、まずこの映画はアメリカの銃規制が軸になっており、主人公は銃規制を可決に向かわせるために奔走するロビイストの女性である。Wikipediaの言葉を借りると『特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすこと』が『銃規制を可決に向かわせる』にあたる。たぶん。

議員は法案の採決にあたり、民意に沿った方を選ばないと支持率が下がる。そのため民意を銃規制否決に動くよう画策したり、他にも脅迫紛いの行いをしたりするのが映画の中で描かれるロビイストの姿であった。もちろん敵は銃規制否決に向けて動くロビイストである。

映画自体はどんでん返しに次ぐどんでん返し、最後まで目が離せない展開、楽しげだったりやるせなかったりする構成でずっと楽しい。めちゃくちゃオススメ。

ただこのロビイストという職業だけがピンと来なかった。それは知らなかったからということもあるのだけど、なんというか、それなら議員自体いらなくないか?と思ってしまった。

映画『新聞記者』で描かれていたのは、与党に不都合なことがあると巧妙に画策して事態を揉み消したり、すり替えてしまったりする内閣情報調査室の姿であった。これは分かる。裏で秘密裏に動いているからだ。

ただロビイストたちは違う(この映画の中の)。テレビの討論番組にはバンバン出るし、自分の主張をはっきり述べる。そうして巧妙だったり大胆だったりする手段で議員たちの意見を可決側、もしくは否決側へ誘導していく。

いや、議員いらんくない?

私はこの映画だけでロビイストを知って、ぱぱぱーっと調べて言っているだけなのでロビイストにも、議員にもまたそれぞれの側面はあるのかもしれないけれど、なんというかあまりに議員たちの無能さが際立っていた。こんな人たちのために税金払いたくない。的なヤツ。

 

どうでもいいんだけど、ロビイストのことを調べようとしたときに『ロビイスト』という言葉が出てこなくて、最初『フロアニスト』って検索した。すこぶる頭が悪い。