190721 投票行って外食した

 

父の誕生日なのでおめでたい。

父と母は離婚していて私は母と暮らしてるので、メールを送った。今度ご飯にいく。

 

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選挙帰りに食べたラーメン。

投票行って外食する夢が叶った。

 

というわけで、選挙に行ってきた。

昔、まだ私に選挙権がなかったころ、公務員同士で結婚して仕事を辞めてその後離婚した母は、選挙運営をしている公務員の人たちに陰口を言われると言って選挙に行かなかった。それはどうなんやと思いつつ、私が選挙権を有してから始めての選挙に母を誘って行くと、実際に陰口を叩かれた。『よく顔出せるね』とかヒソヒソ話された。

それから数年、さすがに今では人々の記憶も薄れてそんなこともなくなったので選挙へ行く。田舎の悪しき世間の狭さは、時間と共にゆっくり薄れてゆく。

 

 

あなたの1票、570万で買います!と言われたら間違いなく売るなと思った(違法)。100万でも売るし、なんなら3万でも売る(違法)。

それは冗談としても、即物的に投票に行って良かったと感じられることがあればもうちょっと投票率上がるんじゃないかなあとおもう。減税とか。Twitterを見ていたら、オーストラリアでは投票が義務で、しなければ罰金らしい。すごい。

 

「日本の若者が投票しないのが不思議です」。投票が''義務''の国の若者はこう考える。 https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/australian-1

 

政治のこととか、個人でいえば生命保険のこととか、めんどくさいことは積極的に学ぶことにしている。どうせやらなきゃいけないことなら、理解して楽しんだ方が得だと思うので。

 

時間があったので久しぶりにxxxHOLiCを読み返したけどめちゃくちゃいいな~~~。CLAMP作品でいちばん好き。ツバサをちゃんと読んでないから何が何だかよく分からないところはある。クロスオーバーが気持ちいいのでCLAMP作品は揃えたくなる。ちなみにHiGH&LOWの漫画もCLAMP作品である。なぜか分からないけど最高なので最高。

190720 すげえオバサン

 

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世界で1番おいしいフローズンヨーグルト

 

画像のサイズとかリサイズとかよく分からないので画像を載せるのがこわい。スマホから見たら普通に見えるからもうそれでいいのか?分からない。

 

昼ごはんを昔ながらの喫茶店で食べた。ハワイアンポークという、豚肉のステーキにパイナップルが乗ってるメニューがあったのでそれにした。お肉とパイナップルが同居しているメニューが大好きで、あれば頼んでしまう。酢豚のパイナップルも好き。

ご飯は美味しかったのだけど、途中で隣の席に座ったオバサンが「カレーは辛いの?」「辛いわよね、バーモントじゃないだろうし」などと店員さんに絡むのでそっちが気になって仕方なかった。

こういう、トンチンカンに店員さんなり、従業員に話しかける人が苦手である。冗談でなくて本気の人。電話応対の仕事をしているが、普通にキレそうになってしまう。お前の世界観の話をするなと思う。

 

本格的に朝晩運動をするダイエットを始めて2日になるが、なんとなく階段が上がりやすくなった。2日しか経ってないのでプラシーボ効果かもしれないけど、明らかに以前より上りやすい。マッサージのお姉さんに「足の筋肉の影も形もない」と言われたことがあるので、少しのトレーニングでも効果を感じられたのかもしれない。それはそれでなんかお得だ。

 

夜、車で1時間ほどのところにある、毎週土曜の22時~24時しか営業していない眼鏡のアウトレット店に行った。母が来週末に行くアイスショーのため、観賞用の眼鏡が欲しいと言うのだ。

お店はこじんまりとしているが眼鏡の種類も豊富にあって、更に気でも狂ったのかと思うほど安い。

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視力測定はしてくれないので眼科で診断書をもらってくる必要はあるが、別途レンズ代がかかるようなこともなく、その場で20分ほどで仕上げてくれる。凄い店である。

私も普段は眼鏡なので、今かけている眼鏡はここで仕上げた。特産、眼鏡という地域だけあってものもかなりいい。これだけ安いと、服装やメイクに合わせて選べるように何本か持っててもいいなあと思う。まあ、『男は眼鏡をかけると3割増、女は3割減』という説を聞いてから、外出の際はだいたいがコンタクトなのだけど。

 

深夜のドライブは楽しい。エクレアを食べてしまった。

190719 びっくりした話

 

暑さを騙し騙し髪の毛を乾かしながらこれを書いている。1日で1番髪を乾かす瞬間が憂鬱である。なんかこう、ドライヤーってもうちょっと進化しないのかな。胸の下くらいまでのロングなので、完璧に乾くには30分くらいかかる。冬ならまだしも暑すぎる。頭にカポッとはめたら速乾!みたいな電化製品に登場してもらいたい。

 

また映画『女神の見えざる手』を観た。面白かった映画をすぐに同じく好んでくれそうな人と共有したがる癖があって、この映画は絶対に母の気に入るタイプだったので、夕食後に母と鑑賞した。海外映画、ドラマの登場人物の名前を1回目で覚えるのが苦手なので、2回目の方がストレスなく見られた。

前の日記にも書いたが、本作はアメリカの銃規制法案可決のために奔走する女性の物語である。銃規制に賛成と言うと、周りが『昔知人が銃で殺されたの?』と言ってきて、それに対して『経験がないと意見が言えないようなタイプじゃないの』と返すのがとても良かった。

他の作品でも、無闇に経験に基づく理由を付けられるとゲンナリしてしまう。それをバッサリやってくれて良かった。

それから、この作品は政治だとかそれに関わる有象無象に問題提起しながらも、しっかりとエンターテインメントしているのが最高に気持ちいい。エンターテインメントしているかしていないかというのは私にとってとても重要で、できていない作品は作り手側の自己満足で終始していることが多い。本作は最高。いちばん好きな映画かもしれない。

 

7割くらい髪の毛乾かしたけどもう飽きた。ダルすぎ。ベッドに寝転んでしまった。

 

母とドラッグストアに行くと、レジをしてくれたのが小学生のころ家族ぐるみで仲が良かった友達の弟さんだった。簡単な挨拶だけしてその場を離れたが、そのあと帰りの車の中で、母が「そういえば、知ってる?」と口を開く。そんなふうに始まる会話のだいたいは下劣な噂話だけど、そういう話は好きなので聞き返した。

話としては以下のようなものだった。

・元々は友達、弟さん、母親、父方の祖母の4人暮らし

・友達と弟さんの父親は随分前に他界

・母親に彼氏ができる

・父方の祖母、彼氏の存在に反対

・彼氏、母親(彼女)のために家を建てる

・母親、家を出て彼氏と新居で住み始める

・その後、友達、弟さん、父方の祖母の3人暮らしになる

・先日父方の祖母が他界

・現在は友達、弟さんの2人暮らし

身近でそんなドラマみたいな話が巻き起こっているとはつゆ知らず、あのお母さんやるなあ~、まあ友達も弟さんも既に成人済だからいいんじゃないかな~と思っていると、とんでもないオチが飛んできた。

 

「でね、この前、2人の家に空き巣が入ったらしいの」

 

んっ、ん???

一瞬意味が分からなくて、『……?……?!?!?……???』みたいになってしまった。そんなことあるの?

母の話の構成とかそんなことじゃなくて、こんな話フィクションで書かれたら絶対信じない。

凄いこともあるもんだなあとしみじみしてしまった。

190718 HiGH&LOWが始まったぞ!!!

 

HiGH&LOWが始まってしまったのでHiGH&LOWの話をします。現在huluで公開されてる2話までのネタバレがあるのでご注意ください。

 

そもそもHiGH&LOWとはLDHEXILEとかの事務所)が仕掛ける総合エンタテインメントプロジェクトで、ひとつのストーリー、キャラクターを軸にドラマ、映画、音楽、LIVE、ゲーム、漫画、アニメが展開されている。

本編は2シーズン分のドラマ、3本の映画を経て昨年完結しており(まだ解決されていない伏線は残っている)、今回始まったのは今秋公開予定のスピンオフ映画のエピソードゼロ的ドラマである。

HiGH&LOWはひとつの地区を舞台とした物語で、その地区は強力な5つの勢力の頭文字をとってSWORD(すうぉーど)地区と呼ばれている。

SWORDのSはコブラ(演:岩田剛典)を総長とした山王連合会。主人公チームらしい、比較的癖のない走り屋集団である。Wはロッキー(演:黒木啓司)がリーダーを務めるWhite Rascals。『女子供に優しく』をテーマにしたスカウト集団で、最後の方では児童養護施設作ろうとしてた。Oは鬼邪高校(おやこうこう)で番長は村山良樹(演:山田裕貴)。『五留で一流』の全国から不良が集まる鬼邪高校は全日と定時に別れている。Rはルードボーイズ。リーダーはスモーキー(演:窪田正孝)が務めていた。というのも、スモーキーは3作目の映画で亡くなっており、現在はタケシ(演:佐野玲於)が代理でリーダーを務めている。ルードボーイズは無名街という治外法権のスラム街を根城にした超カッコイイフリーランニング(パルクール)を得意とする集団で超カッコイイ。鬼邪高校、次に紹介するDの達磨一家と並んでオタク受けがいい(たぶん)。

で、達磨一家。Dは達磨一家。真っ赤な法被を身にまとった和風お祭り軍団の頭は日向紀久(演:林遣都)である。SWORDイチのトリックスターで、『ボンネットマハラジャ』とか『達磨ハネムーン』、『ターザン』などでTwitterを賑わせている。

この5勢力以外にもいろいろいるけど一旦割愛して、それぞれが群雄割拠的に戦うのがドラマ、一致団結して強大な悪の組織と戦うのが映画と認識してもらえたらだいたい大丈夫です。気になった方は、映画1作目→ドラマシーズン1、シーズン2、映画2、3作目という順番での鑑賞が個人的にオススメです。それぞれのチームに最高のテーマ曲もあり、それも最高です。

 

で、今回のドラマ。

SWORDのO、鬼邪高校がメインのスピンオフとなっている。先述したとおり、今秋には映画の公開が予定されていて、それに先立ってエピソードゼロ的ドラマが放送される神所業。本編としては一応終了したあとも、こうしてスピンオフを公開してくれるのは本当にありがたい限りである。

鬼邪高校は全日と定時に分かれているため、基本的に定時の番長である村山良樹が1番強いが、全日にも頭は存在する。それが轟洋介(演:前田公輝)である。

この轟洋介がもう大発明!としかいいようのないキャラクターで、基本的に不良然としたビジュアルの登場人物が多い中、彼は黒髪ワンレン眼鏡の秀才ボーイ。学ランの中はもちろん白シャツ。此度のドラマでマキャベリの『君主論』がアイテム追加された。みんな大好きインテリヤクザである。

彼はドラマシーズン2で鬼邪高校の全日に転校してきた転校生なのだが、最初頭でっかち腕っ節自信あり眼鏡として村山に勝負を挑み惨敗。力だけが強さではないと思い知り、その後村山と共闘。今は全日を束ねている。というところから今回のドラマは始まる。

この轟洋介君主の全日で、次々と強力な勢力が台頭して、鬼邪高校一体どうなっちゃうの~~?というのがだいたいの話(たぶん)で、現在2話までhuluで公開されている(テレビ放送もしてる)。

 

これがも~~~~最高で。最高でさあ。

最高って言いたいがためにここまで書いた。誰か読んでる?本当にありがとう。HiGH&LOW見てね。

ドラマが始まるまでは『まあ始まるなあ』という心持ちだったのだけど、始まってみると『HiGH&LOWが帰ってきた!』という思いで胸がいっぱいになった。HiGH&LOWはHiGH&LOWなのだ。HiGH&LOW以外でこの高揚は味わえないし、満たされない。あのHiGH&LOWが帰ってきた!

 

1話では鬼邪高校の中で台頭してきた勢力について紹介される。轟はマキャベリ君主論を読むくらいのキャラクターなので、基本的に状況を静観している。ちなみに轟には辻(演:鈴木昴秀)と芝マン(演:龍)という2人の仲間がいる。轟転校前に全日の頭をやっていた2人組で、転校してきた轟に軽くのされ、ドラクエV的に仲間になった。

2話になり、それぞれの勢力についての深堀+近隣の工業高校の生徒にやられたと轟に泣きつく鬼邪高生の姿が描かれる。『轟さん頭なんスからやり返してくださいよ!』的な話だ。

自分の身内がやられたら敵討ちに行く。ヤンキーの物語ではよく見られる様式美であるが、轟はスっと無視するように歩いていく。それに続く辻と芝マン。やられた生徒は『お前頭だろ!』『お前ら(辻と芝マン)なんで轟とつるんでんだよ!』と悪態をつく。

確かに、辻と芝マンの2人が轟とつるんでいる理由はこれまで明言されていない。勝負に負けて、村山のところまで連れて行けと言った轟に従い、その村山に敗れた轟を助け起こす姿が描かれたのみである。改めてモブが問いかけることで轟が孤立する展開か?!そんなのムリ悲しい泣くと厄介なオタクが思っていると、彼らが2人で『なんで轟とつるんでる、か……』『俺ら負けたから……』『あいつ全日で1番強いから……』と考えるシーンが映る。確かに轟は一匹狼の似合うインテリメガネであるが、そんな彼がヤンキー然とした2人を従えているのがめちゃくちゃいいのだ。めちゃくちゃいいのに。

もしも分断されたら本当に嫌だなあと思いながら見ていると、不意に歩き出す辻と芝マン。彼らの唇は『それだけじゃねえんだよな』という台詞を紡いだ。

次の瞬間画面に映るのは、工業高校の前にただ1人佇む轟洋介の姿である。そうして彼がふと振り返ると、辻と芝マンがゆっくり、どうどうと歩いてくる。ここ、特に台詞はないんだけど、2人の表情が秀逸で、安直な台詞を当てはめるなら『俺らの王様はいつも勝手に行っちゃうんだから』『お前のことなんてお見通しだぞ』である。めちゃくちゃ泣いた。

そして轟の表情もなんかもう凄い。天才なのだ。『お前ら来たのかよ』と『お前らが来ることぐらい分かってたよ』と『来てくれてありがとう』の全てを物語る表情をしていた。天才。今そこだけ見返してまた泣いた。

 

HiGH&LOWが帰ってきた感動と、さらにストーリー的な感動でずっと泣いているが、なんとまだ2話である。これから先のドラマ、そしてクライマックスには映画が待っている。なんかもうこわい。全てが終わるとき、私はどうなってしまうのだろうか。

皆様に置かれましても、最高のエンタテインメントであるHiGH&LOWをこの夏ぜひご鑑賞頂ければ幸いです。HiGH&LOWを知らない人とHiGH&LOWを見るのが趣味なので、お気軽にお声かけください。よろしくお願い致します。

190717 ロビイスト

 

昨日の通り、今日は仕事は休みだけれど、つまらない嘘のために仕事へ行くと言って家を空ける必要があった。就業時間は9時ー18時と11時-20時の2種類あって、今日は後者と申告していたので、適当に理由をつけて12時に家を出た。

Twitterに常駐していると1日1回はタピオカを見かける。つまりタピオカを飲みたくなったので早速向かった。家から車で20分ほど。到着して、財布を忘れたことに気づく。因果応報。

 

風はあるのに日差しの強い1日だったため、日陰になっている駐車場に車を止めてスヤスヤお昼寝をした。めちゃくちゃ身体が痛い。

 

映画『女神の見えざる手』を見た。

恥ずかしながらこの映画で初めてロビイストという職業を知った。ロビー活動を行う人たちを指しているらしい。ロビー活動という言葉も知らなかったのでWikipediaで調べたところ、

ロビー活動(ロビーかつどう、lobbying)とは、特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。

と出てきた。ぶっちゃけ何書いてあるか分からないので映画のあらすじを元に説明すると、まずこの映画はアメリカの銃規制が軸になっており、主人公は銃規制を可決に向かわせるために奔走するロビイストの女性である。Wikipediaの言葉を借りると『特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすこと』が『銃規制を可決に向かわせる』にあたる。たぶん。

議員は法案の採決にあたり、民意に沿った方を選ばないと支持率が下がる。そのため民意を銃規制否決に動くよう画策したり、他にも脅迫紛いの行いをしたりするのが映画の中で描かれるロビイストの姿であった。もちろん敵は銃規制否決に向けて動くロビイストである。

映画自体はどんでん返しに次ぐどんでん返し、最後まで目が離せない展開、楽しげだったりやるせなかったりする構成でずっと楽しい。めちゃくちゃオススメ。

ただこのロビイストという職業だけがピンと来なかった。それは知らなかったからということもあるのだけど、なんというか、それなら議員自体いらなくないか?と思ってしまった。

映画『新聞記者』で描かれていたのは、与党に不都合なことがあると巧妙に画策して事態を揉み消したり、すり替えてしまったりする内閣情報調査室の姿であった。これは分かる。裏で秘密裏に動いているからだ。

ただロビイストたちは違う(この映画の中の)。テレビの討論番組にはバンバン出るし、自分の主張をはっきり述べる。そうして巧妙だったり大胆だったりする手段で議員たちの意見を可決側、もしくは否決側へ誘導していく。

いや、議員いらんくない?

私はこの映画だけでロビイストを知って、ぱぱぱーっと調べて言っているだけなのでロビイストにも、議員にもまたそれぞれの側面はあるのかもしれないけれど、なんというかあまりに議員たちの無能さが際立っていた。こんな人たちのために税金払いたくない。的なヤツ。

 

どうでもいいんだけど、ロビイストのことを調べようとしたときに『ロビイスト』という言葉が出てこなくて、最初『フロアニスト』って検索した。すこぶる頭が悪い。

190716 最近ついた嘘と昔ついた嘘について

 

7/1から2ヶ月間仕事をおやすみする。

名目は介護休業。時間構わず呻き、怒鳴り声をあげる要介護2の祖父の介護をする。祖母は健在だが年齢も祖父と同じくらいで、老老介護には限界がある。彼らの娘であるところの私の母は、過去に祖父よりDVを受け、また祖母が受けている光景を目にしたトラウマにより祖父と落ち着いて話をすることができず、代わって私が、という話である。

ちなみにこれは嘘ではない。家には実際に要介護2の祖父がいるし、穏やかなときと気難しくなるときがあり、ひとたび気に触ることがあれば昼夜問わず呻き、叫び、家族に罵声を浴びせる。それを宥めに行き、話を聞くのが彼が唯一甘く接する孫の私の役目である。

ただ一般的に『介護』と聞いて想定される行いを私がしているかと言われればそれは違う。要介護2、と書いたけれど、彼は自分の尊厳のために、多少の介助で自分で着替えもすれば、お手洗いにも行く。お風呂にも自分で入る。もちろん、『多少の介助、見守り』は必要であり、そこのところを役所の方にお話しして、実際に状況を見にきて頂き、正式に認定をもらった。

ただ彼は自分の尊厳のため、大抵のことは自分でしようとするし、そうでなくても妻(祖母)、介護士以外の人間に介助されることをひどく嫌う。私や母の前では背筋を伸ばし、身体的には矍鑠として見せるほどである。

私は会社にわりとありのままの状況を話したけれど、そこでの私の役割についてはあまり話していない。役割としては、機嫌を損なった祖父の機嫌取り、病院に付き添って耳が遠い祖母と医師の間に入ること。だいたいこの2点である。

そうして祖父は日中だいたいベッドに横たわってテレビを見て過ごすので、私はさほど忙しくない。

仕事を休みたいがために祖父の『要介護2』を利用し、会社に事実を少しだけ歪曲させて説明したことになる。

 

今の仕事はとても好きだし、なぜか知らないけどめちゃくちゃ高い評価を頂いている。ボーナスの査定もかなりよかった。

ただ休みたかった。休む間、集中してやりたいことはダイエットくらいしかないけれど、とにかく休みたかった。

ただ休みたいだけなので、そこに理由を問われると困ってしまうのだけど、家の中の状況を分かっている母にだけはありのままを説明する他なく、考えて考えて絞り出した答えが『これからも仕事を続けるため』だった。

これは本心のような気もするけど、こうやって言葉にしてみると、なんとなくしっくりこない。嘘をついてしまったような気になっている。

母は私が継続して仕事をがんばる能力に欠けていることを知っているので、承知してくれた。ただこの『継続して仕事をがんばる能力に欠けていること知っている』という中にも嘘が含まれている。

過去に2年務めた会社を突然の音信不通で無理やり退職した。仕事がストレスでストレスでしょうがないという説明を母と、最終的に1度だけ顔を合わせることになった上司して、この出来事で母は上記のように考えているらしいが、このときは好きな人に貢ぐために風俗を始めて、辞める作業をするのが面倒くさくなっただけだった。後に風俗は親にバレて辞めたけれど、仕事を辞めた理由はずっと嘘のまま信じられた結果、今回の休業の理由付けとして効力を発揮している。そしてこのときの経験で、音信不通だと保証人である親に連絡がいくという当たり前のことに気づいたので、この先は職場ときっちりお話するようになった。

風俗のあとで務めた営業職は向いていないと思って1年で辞めた。最後の3ヶ月は仕事に行くのも嫌だったので、町の精神科にかかって適応障害の診断書をぶんどった。メソメソしたらすぐに書いてくれた。まあこれは12月で辞めたいと言ったら、営業所の職員数も営業部長の成績に影響するため3月まではいてくれと言ってきた会社がアレな面もあるので、嘘をついたことにあまり罪悪感はない。というか診断書を持ってきた時点で会社的に嘘ではない。

 

今回のこともそうで、会社にとっては嘘ではないのだ。要介護の認定証も提出したし、手続きもきちんと踏んだ。ただ私にとって嘘なのだ。

果たしてこれは嘘なのか?よく分からなくなってきたけれど、目下の心配は休業中目減りする給与のことである。

 

あと7/1から休業は始まっているのだけど、母になんと切り出していいか分からず、結局話をできたのが7/15だったので、7/19からと嘘を着いてしまった。ので、明日と明後日は出勤すると言い張って家を開けなければならない。お金がないので、何をしようか悩むところである。

190711

 

加藤シゲアキさんお誕生日おめでとうございました。あなたのオタクになって早14年。1番長い推しですね。

いろいろ思うこともあるし、はてな匿名ダイアリーに長々とした恨み辛みの長文を書いたこともあるし、ダンスは下手だし、歌は下手じゃないけど声が曲を選びすぎるし、芝居もそこまで上手くないし、トークそこそこだけど滑舌が最悪だなと思うし、正直小説も最高!とは言えないけどあなたが好きです。

昔、お顔しかいいところなかったけど、そのときよりはずいぶんアイドルになったなあと思っています。これからも好きでいられますように。

 

羊たちの沈黙』を見た。

皮膚を剥ぐだとか、カニバリズムだとか、そういうセンセーショナルな部分よりも、当時の女性差別を丁寧に描いているところがとてもよかった。主演のジョディ・フォスター、すごい綺麗。日本ではイエベブルベというパーソナルカラーが話題だけど、白人で水色の瞳なのにオレンジ色の口紅が似合う理屈マジで知りたい。

かなりグロい、怖いという感想を見たけど、それは別にそんなことなかった。『クリミナル・マインド』の方が全然グロ怖い(そして痛い)。

とても面白かった、のだけど、私はTwitterInstagramかどこかのWEBサイトで『羊たちの沈黙のレスター博士の「私は会話で人を殺せる」という台詞みたいで~』のような記載を見て、あ、羊たちの沈黙ってそういう話なのかと興味を持って見ることにしたのだけど、そのきっかけがどこに書かれていたか全然思い出せなくてめちゃくちゃ腹が立っている。

Twitterで『羊たちの沈黙』で検索したら、『羊たちの沈黙』の対義語は『ヤギがうるさい』という最悪のユーモアがコピペされまくっていて更に腹立たしい。

お心当たりのある方がいらっしゃったら教えてください。

 

昨日日記を書けなかったのだけど、7/10は宇宙大スターキムヒチョルの誕生日でしたね!センイルチュッカヘヨ~~!!!!!

レラ様がSuper Juniorの一員で、Super Juniorを愛してくれて、ただそこにいてくれる。トゥギを精神病院へ連れていってくれる。エルプに寄り添った発言をしてくれる。炎上を沈静化させてくれる。オタクとしてこれ以上の安心はありません。

初めてLIVEで見たときの視線強奪力は忘れません。大スターだと実感しました。完全体でのカムバ、心待ちにしています。